元・意識高い系女子がお気楽主婦に転向しちゃった理由。

絶対に主婦になんかなるもんか!の情熱で突っ走った20年弱の歴史と、そこから判明したことのレポ。

画用紙にあらわされた、外向きの私と内向きの素顔。

私を長年悩ませた、対人恐怖症。克服しないと楽しくないな、と思って接客にトライするも…。前回はそういう記事でした。

exbegginer.hateblo.jp

 

 

その時に、色彩心理というジャンルが隣県で学べるという情報に喰いつきます。

そうそう、アパレル期の記事に、当時の私はダサかったみたいなこと何度か書きましたが…。

当時はほんっと、言葉がうまく使えなかったからなんです。

 言葉で何を言っていいのか分からない。どうせ言ったとしても笑われるか、無視されるか、「は?」と何度も聞き返されるに違いない。

そういうセルフイメージでしたので、たまった鬱憤がファッションとなって表れていたわけです。だから色彩センスもやたら派手な不協和音をかもしていたし、ゆがんだ自己表現になっていたのかもしんない。

 

で、当時の私の好きなショップはわりかしそういう「風変わりなテイスト」も良しとしていたブランドが多かったので、まだなんとか理解されてた…と思いま…す…多分w

 

ヴィンテージのカーテンをリメイクして、ヒッピー調の(フェイクファー付き)コートとか、全身ゴールドのスポーティなコートとか、どこで着るのそれみたいなのん、よく持ってましたわ。まあ今でも実家のタンスに眠ってますが、それなりに一般的なセンスを身につけた今も、嫌いじゃないんだよね〜w

 

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で、話は逸れたんだけども、その色彩心理スクールの説明を聞くため、あるホテルのカフェで女性と面談を取り付けました。

 

そこにいたのは、一度逢ったら忘れないような雰囲気の女性でした。ちょうどマツコ・デラックスさんのような、1カラーで全身をまとめた服装。

ほんと、その辺で見かけることなどほぼないでしょうね。どんな人生を送ってこられた方かなど、詳細は覚えていないのですが、とにかくオーラが違いました。

 

その方は、少しお話をしてから、色彩心理のワークをしてくださいました。

 

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紙を2枚と、クレヨンを取り出して…。

片方の紙には、仕事のときの自分。もう片方にはプライベートの自分。それを色で塗ってみて、とのこと。紙には、楕円形の枠線が大きく描かれているだけ。

 

言われるままに塗ってみて、そこに出てきた色合いに驚きました。自分で描いたものながら…。

仕事のときの自分は、色鮮やかなんだけど、ブロック状に強い筆圧で塗り固められていて、枠をはみ出ず、窮屈な感じでした。一方のプライベートの自分は、枠線をはみ出し、自由にかろやかなタッチで色がのせられていました。

 

目で客観視すると、かなり地が出てないんだな…(汗)ってことに気づかざるを得ない。もちろん職場って地を出すところじゃないんですが、持ち味までそれで死んでては能力も伸びないよね、ってこと。

その女性に言われるまでもなく、そういうことを自分自身で感じとってしまいました。

 

これで、自分の内面ともっと深く対話できるかもしれない。

 

そう直観して、そのスクールに通うことを決断しました。スクールは毎週土曜日。

つまり、アパレルは辞めて他の職種を探す必要があります。迷いはありませんでした。