私が学びたがっていた「色彩心理」ってどんなものなのか。
今回はちょっと、番外編かな?
タイトルの通り、このブログにも何度も出てくる、「色彩心理」とはなんぞや?ってことをお話していきますね。
先日のこちらの記事で、アートセラピーを受けて心境の変化があった、というお話をしました。
まず、色彩心理には2つの側面があるな、と私は思ってるんですよね。
1:自分 → 他人 に向けて、ある一定のイメージを与える。
たとえば、分かりやすく誰でも知ってるものを言うとコンビニのロゴ。
セブンイレブンは 赤・オレンジ・緑
ローソンは 水色
ファミマは 水色・黄緑
たとえばだけど、赤やオレンジは元気なイメージを与えるし、
水色はさわやかで清潔なイメージ、
黄緑はナチュラルなイメージ、
みたいなのを勝手に思い浮かべますよね。
それを狙って色を選んでお洋服やヘアカラーで身につけたり、ロゴ色に決めたりするやつですね。
自分をどう見せるかを考えて決めるときのファッションや、広告デザインなどは、普通こちらの分野ですわね。
2:自分が好きな色を選ぶ → その色を選ぶときの心の状態を統計的にみて、自分にあてはめていく。もしくは自分自身に問いかけていく。
私が何度か受けてきたのは、こちらの方。
人からどう見られるか、ってのはこちらでは置いておいて。あくまで自分が今惹かれる色について見ていきます(※ちなみにアートセラピーになると、選ぶだけじゃなく、その色を実際に塗ってみたり、絵を描いてみるという動作も含みます)。
たとえば、大学生時代に、むしょうに緑色系の服ばっかり着たくなるときがあったんですよ。カーキ、モスグリーン、黄緑、真緑。
これ、おしゃれかどうか?とか似合うかどうか?に関係ないっすよね。全身緑って、考えてみたら結構なヤバい人。でも、惹かれるものは惹かれるんですよね。
んで、色彩心理を見てみると、緑は深くなればなるほど、森の奥の色に近づきます。森の色ってのは、生き物にとっては安心の色。自分の身を守ってくれたり、傷を癒してくれたり、食べ物を提供してエネルギーをくれたり。
そんなわけで、その当時の私もそれに近い心理状態だったんじゃないか…?ってひも解いていくわけですね。
たしかに、その当時はアトピーが発症したり、カラダが疲れやすかったり、恋愛で傷ついて臆病になっていたかもしれません(自分ごとだけどうろ覚えw)。
そうは言っても、自分の気持ちを抑え過ぎていて、そのことにすら気づかないってケースもあるんですよね。色彩心理を使うと、自分が認めたくないような思いでも、自分が選んだ色の発するメッセージだし受け入れやすい、だから目を向けるキッカケになるんじゃないか。もしくは、言葉を介さずとも、自分の発したいメッセージを発することができるんじゃないか。
そういう色彩心理の考え方のもと、クライアントさんに色を選んでもらったり、画用紙などに塗ってもらってうカウンセリング や手法があります。
それを学びたくて、転職までしていたのがこの時期だったってわけ。
自分が癒されたかったし、発したい心の内があったんだろうね…今思うと。