元・意識高い系女子がお気楽主婦に転向しちゃった理由。

絶対に主婦になんかなるもんか!の情熱で突っ走った20年弱の歴史と、そこから判明したことのレポ。

人に声掛けるのが恐い。その壁をどうしても乗り越えられなかった私の、転機。

前回は、意識低いアパレル期のこと書いてました。平和なときって、振り返ってもあまりネタがないことに気づく。

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では、続きにいってみたいと思います。

 

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アパレルを去る気持ちになったのは、どうしても気になる次のステップが出てきたから。それは土日休みじゃないとチャレンジできませんでした。

 

 

その時、以前のアウトレットからまた別の会社に移って、小さな店舗で働いてました。あのやる気のなかった私が(笑)。ちょっとしたチャレンジでした。

 

売りたい服を扱ってみたい。そう思えたんです。自分自身もお客さんとして気に入ってた店舗の系列店に入り、駅近でそれなりに集客もあるところでした。

 

 

そこは、百貨店ではないものの、以前と違って接客や売上げが主でしたので、私にとってはめっちゃハードルの高いチャレンジでした。なかなか声を掛けられずにお客さんを何度も見送ってしまうと、ちょっとしたお咎めが入ります。あのピリッとした空気、買い物してても感じることありますよね(笑)。

 

重ね着の主流なカジュアルで、ウィンドウのコーディネートも、以前よりハイレベル。いかに売れるか、魅せられるかを考え、1日のうちに何度も着せ替えないといけません。慣れないうちは店長チェックもあり。

 

また、どうコーディネートするかも、お客さんがいないときに素早く研究する、という自主性が必要でした。

 

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うん…普通のアパレルはそうなんですけどね(笑)。

まあでも、それを予想したのに、勇気を出してよく一歩踏み出したと思います。

 

その時の店長さんは同い年。そう、20代も半ばに入ると、フツーに役職持ってるんですよ。この業界は。そういう意味では、若めのトレンド店舗では、最後のチャレンジができる年齢だったかもしれません。

だから店長さんも、年齢にしては若干弱気かつ暗い私と見てイラッとしつつも、言葉をどう選んで注意するのか、気を遣わせてたのかもしれません。

 

私自身も、いつ何を注意されるかとそればかり気にしていて、彼女には全然笑顔を向けれませんでした。どっちかっつーとすぐ目を逸らす、いけ好かないヤツだったはず。

自分のことをどっかダサいと思ってるコンプレックスも、まだそれなりにあったしね。いつも人の視線に恐縮して、おずおずと行動するようなセルフイメージでした。

 

自分なりに頑張るものの、どうしても越えられない壁を感じていたある日。隣県で、色彩心理学の新しいスクールが始まるということで、しかも(記憶では)九州初ということで。めっっっっっちゃ興味を持ったんですわ。

 

そう、いろいろと紆余曲折しまくってますが、初期衝動はカラーコーディネーターだったことを忘れてはいけません。

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しかも!色彩心理はいちばん興味持ってた分野。これは逃すまい!!

 

 

さっそく説明を聞きたいと思い、アプローチをしてみたところ…。そのスクールを九州で立ち上げる予定の女性から、返答がありました。

 

スクールは貸し会場で行うのと、他県で遠いという事情もあり…。よかったら説明するのであなたの県の駅近でお逢いしませんか、ということ。

 

さっそくイエスの返事をして、ホテルのティールームで会う約束をしました。

 

この一連の流れ、ほっとんど迷いなかったわ。今は土日休めない仕事だから、入校するかどうかは会ってからどうするか決めるし。でも話聞くことは即決。という気持ち。

 

暗いくせに、こういう時にはいきなりアクティブになる私。おそらくは社会の上下関係にうんざりしていたんでしょうね。下になると、ほんっと硬直して何も言えない、できない人になってしまう。当時の店舗で感じた壁は、意外に接客よりそこだったのかもしれません。

 

そして、色彩心理がその私の心を、いともアッサリと表してくれたのです。