ホテルのグレードダウンと、まさかの○ャル社長。
こないだ、スーファミの『ミランドラ』クリアしたので、今日からこれ始めました。
なんて今さら…なんですが、『クロノトリガー』。 発売当時は高校生まっただ中だったので、ゲームなどできず…。
大学生になったらなったで、プチリア充デビューしたので興味失い…。
約20年越しの念願かなって、大人ゲームできるど!!!ワッショイ!
やっぱ鳥山明キャラいいねえ…。
ちなみにDSいじるのも、今日が初めてだったりする!!
そんなわけで、前回の続き。
↓前回
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夢のような悪夢のような、東京タワーの見えるホテルでの一夜は明けて…。
いよいよ入社式や研修といったリアルな日々が始まります。東京にいたのは確か1週間くらい。その後ようやく、それぞれの県に戻ってサロンワークの予定。長い一週間だぜ…。
とりあえず、次のホテルへ荷物と共に移動していったのですが…昨夜からは一変。どんどんと景色が、ビルのみの灰色に。九州から来た我々にとっては、もはや外国です。気がつくと都庁の近くをひたすら歩いてゆきました。いったいどこに行くのか。
着いたとこはなんと。ほんとに夢から醒めたかのように、せっまいビジネスホテル。…一同、テンション撃沈。あのバブリームードはなんだったのか…!!
そんなわけで入社式に出向く一同。ホテルの大人数入れるホールかなんかで、全国の新入社員は集いました。
そこでまた、悪夢がスタート。
社長は妙齢の女性で、幹部はオジサン達だったのですが、なんと…。
社長の訓示がどう聞いてもギャルにしか聞こえない。
浅い。とにかく、浅い。
「おシャンティな会社で、楽しく頑張りましょうね♪ウフン♪」というのはさすがに言い過ぎですがその勢い。とにかく中身がなくノリだったのを覚えてます。
どうやら役員のオジサンが行った、お硬めの挨拶の後に持ってくるのは、間違えたんじゃないだろうか…。絶対に実権握ってるのは他の幹部だろうな…。彼女はアイコンでしかないのか…。ざわ…ザワざわ…ザワ…。
新入社員の間にはまたもや戦慄が走りました。
見た目は、年齢不詳でキレイなんですよね。どうやら御年50くらいだったかな。たしかにそれには見えないような、今で言う美魔女とやらの先駆けだったんでしょう。髪も丁寧に巻かれています。ネイルもキラキラ(ちなみに、ネイルデザインを施すのも、当時はまで一般的じゃありませんでした)。ただ…それだけ。
いくら社会経験のない新卒でも瞬時に見抜くレベルのお花畑でした。やべえ。やっぱり来るところ間違ったんじゃないか。
ただ、そこは元・意識高い系女子ですから。社長がそんなんでも、偏見持たずに頑張ろう…!きっと頑張ったらいいことあるから!!
って気を取り直して座ってました。自分ごとながら、愚直過ぎて涙出てきます。
言うても20年近く前。まだまだ、儲かっている会社=それなりに努力しているしイケてる会社という価値観は、ないではなかったのです。金が正義。なのだろうか。
いろんなことが揺らぐ中で、研修期間はスタートしたのでした。