視界が変わった後の一歩は、ほんと大きい。
そういや私、まだ四国に上陸したことがありません。
四国…どの県も行きたいですが、中でも高知に興味ありますねー。
写真は高知が故郷の、あるクライアントさんのお土産です。ロゼだけど焼酎。
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はい、ではこの記事の続きです。
長崎のO先生のサロンまで訪れた私。
瞑想が終わって、いよいよオーラソーマセッション、ということで、4本の気になるボトルを選びます。
ちなみにオーラソーマとは…こんなボトルを選んで、意味を読み取ってもらうもの。色彩心理よりも西洋色とスピリチュアル要素が強いですね。
新版 本当のあなたが輝くオーラソーマカラーケアBook ~色と光のメッセージ~
当時の日記があるので、しょーもないですがその時の私に語ってもらいましょう(笑)。
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先生が次々とボトルを読みとっていく。
私の心の奥深くへあっという間に入り込んできたかのようだ。
ただのボトルの読み取りというよりは、私をそこから感じとっている。
そしてその言葉は、私を知っている人の言葉——————??
というよりは、何て表現したらいいんだろう?
直接私の魂と会話しているようだといっても言い過ぎではない。
私がはっきりと自覚していない悲しみ、苦しみの叫びまで聞き取っていたのだから…。
涙が出そうになった。
自覚はしていなくても身に覚えがあったり、癒されないでいる過去の傷であったり、人の口から聞いたことのある言葉だったりしたからだ。
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後に、私はオーラソーマではないんですが、色彩心理系のセラピーをする側になります。
その立場からすると、当時フシギに思ったこのような読み取りをすることは、難しいことではありません。
それよりも、自分をニュートラルに見させてくれて、寄り添ってくれる場が当時の私にはなかったのでしょう。色を通じて、客観的に自分を見つめる経験がとっても貴重にかんじられました。
ちなみに、その時キーになったボトルの色は
ターコイズ×ターコイズ …恐らくB043のボトルじゃなかったかと。
上の日記で私が「泣きそうになった」と書いてるのが、O先生が「呼吸器系が苦しいようです」と言ったときでした。
ターコイズの色は、喉のチャクラと結びつく色。
最初の職を辞めた直接の引き金は、過呼吸。
なぜそうなったかというと、どこに行っても、どの人にも言いたいことを言えない環境だったからでした。喉のエネルギーが詰まるわけです。
実にシンプルな読み取りですが…なんで分かんの?すんげえええ…となったのを覚えています。
私自身、仕事を始める以前からも、人とのコミュニケーションには恐れだらけだったので、余計にそれが仕事で大きく出たんじゃないかと。心当たりしかなかったわけですね。
こうやって書いていると…今の私は、無意識を意識することなど、当たり前になってしまったことに改めて気づくのですが。そのスキルや環境がまだない人にとっては、とっても貴重なものなんだなと思います。当時の私が、ありがたいと思えたように…。
もちろん、そこには「分かってよかった!」だけじゃなくて、次へ向けての何らかのステップを踏み出すことが必要なんですけどね。
視界が変わった後の一歩は、ほんと大きい。人から見て大きいわけじゃないのです。ここが落とし穴。むしろ、世の中的な評価にとらわれなくなり、本当に自分のためになる行動ができるようになるからです。
その日は、濃厚な体験ができてほくほくしながら、稲佐山の夜景が見える温泉に入りました。自分のために時間を使えている充実感に浸りました。
それは小さな一歩でした。ですが、そっから本当に、自分の興味を基準に、次のステップを選んでいけるようになっていきます。
その話はまた次回。