ヤンキー職場でリハビリを始める。
特にネタがないので、よく行くスープカレー屋の壁をアップ。
インドネシアの人が食べた話によると、現地の味にかなり近いらしいのです。インテリアもエキゾチックで大好き。
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さてさて、長崎にオーラソーマ旅に出掛けたこちらのエピソードでしたが、続きに参りましょう。
新卒の仕事で燃え尽きた後、実家にてなんとなーく過ごしていた日々でしたが。
そろそろ何かしようと思い立つ時になりました。つーか全然意識高くないよね…(笑)。
そこで目に留まったのが、アパレルのアウトレット店舗でのアルバイト。
アパレルならば…カラーコーディネーターのスキルも試せる!と思ってはいたのですが、また爪を伸ばしてキラキラさせたトレンド感満載の、巻き髪のお姉ちゃん達とやり合う気にはなれませんでした(あくまで妄想)。
しかも百貨店やショッピングモールって一店舗のテリトリーが狭いでしょ。そんな中でキラキラお姉ちゃんと一緒に閉じ込められてヤル気がでるとは思いません。ましてや、売上げを上げたり、テンション上げて「お客さん可愛いですぅ〜お似合いですぅ〜」攻撃なんてやれるとは思えねえ。
ただ、アウトレットならば接客割合は低いイメージがありました。ましてそもそも、トレンド落ちした商品を扱う店舗なんで、トレンドバリバリじゃなくてもやっていけるはず。
つーか…全然意識高くないよねww
その当時の私は、とにかく一にも二にも社会復帰をしないと話にならない状況でしたので…。また挫折をして心がポッキリ折れないように、ハードルの低いところからリハビリをしていく必要があったのです。
そういや、まだまだ保留になっていたこちらの案件ですが。
相変わらず永久就職するつもりはさらさらなかったものの、当時の彼氏とはまだ付き合っていました。ある種の倦怠期というべきか、それでもそこそこ平和な、幸せな毎日を送っていた気がします。
挫折し、かつ浮遊しまくってた私をも置き去りにしなかった、優しい人でありましたな…。
で、アパレルバイトには幸い受かり。
こっからは人生で唯一といっていい、あまり変わらない平穏な日々を数年間送ることになります。
当時の私にとってはそれでも「いろいろあった」と言うべきですけどね。
キラキラ巻き髪お姉ちゃんこそいないものの、スタッフの半分はまぁまぁガチのギャルだったし(大半は割とすぐにやめたけど)。
副店長は同い年だけど、頑張り過ぎでたまにイヤミがでたり、若い男子スタッフには猫なで声がでたりと面倒なやつだったし。
店長が割と一番クソで、平気でウソつくし、上の人の監視がないときは率先して好きな服着まくってたし、よくサボってたなあ…。まあ彼女は比較的アホな分、可愛かったというべきか。いやそれでいいのか。
まあ今おもえば全般的にヤンキー体質な職場だったな(笑)。
それでも、好きなブランドの服がかなり安く買えたり、再現なく試着できたり、アウトレットとは言え毎日新しい商品を目にしたりできるだけで、20代前半女子にとってはパラダイス。少々のやなことは、すべて吹っ飛ぶものです。
まあそして、ある種意識の低い環境ってぬるま湯なんですよね。人の意識の低さや頭の悪さにハラが立つものの、自分がやらかしたときも「まぁ、まぁ」でなんとかなってしまう。
最初のうちこそ、不安神経症からの回復もあってそこそこの頑張り度合いでやってました。もうストレスメーターがマックスになるのは嫌だったからね。いい感じで手抜きを覚えたのはこの頃。
でも、それでもニンゲンって不思議なもので…1つのことをやれるようになると、少しずつ、少しずつ余裕が持ててきて、欲が出て、他のこともやりたくなっていくものです。そこには実は、ヤル気は必要ありませんでした。そしてこの経験は、後々まで私の支えになりました。
そうやって毎月が過ぎていきました…。